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ACV事前体験イベント報告

ご無沙汰しとります、今月23日にフロムソフトウェア様本社にて行われたアーマードコアVの事前体験イベントにこっそり行って参りました。

本日で丁度一ヶ月
またしても一ヶ月ぶりの記事となってしまいましたが、今回は当イベントの報告をさせて頂きたいと思いまする。
知り合いでは19氏も報告記事を書かれとりますので、イベントにて起きた出来事等もより知りたい方はこちらも是非ご覧ください、ついでに私がやたらと写っとります、うん。

また、V仕様のACの考察記事と、同じくタンクACの考察記事前編後編)も以前書きましたのでよろしかったらそちらも是非。

↓続きからどーぞ

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(お待たせしました)ACのタンクについて考える・後半

長らくお待たせいたしました、タンクACに関する考察の続きを書いていきます。
今回はタンクACのパッケージングや各部の仕様について考えて行きます。

タンクAC記事前半はこちら
ACV機に関する考察はこちら

当記事から項目ごとに話題を区切ってみました、といってもまだまだ解りづらい点も多くあるやもしれませぬがご了承ください。
ACであろうと砲はラインメタル製がいいよね!ね!
↑のバリエーションは以下よりどーぞ
大きいの
キャノンのみ装備
装備無
陸自迷彩

さて「より戦車らしいフォルム」へと変貌を遂げた新生タンクACでありますが、では現代の主力戦車(以下MBT)とはどういった相違点が見受けられるでしょう。今回はMBTとの相違点を考えながらタンクACについて考えていきます。


・タンクACという形態が完成した経緯は?

まずMBTに対してタンクACが大きく異なる点といえばブースタの推力を用いた機動力の確保が挙げられます。
タンクACの場合、少なくともCBTにおいては通常のブースト移動でようやくMBTの最高速度に達するといったレベルの機動力なのでありますが、これはMBTに対する重量化をブースタの推力によってカバーしとると解釈する事が出来ますな。
さらにハイブースト・グライドブーストの使用によって従来のMBTでは実現できなかった高機動を一時的に得ることができます(この場合の一時的というのは、タンクACのEN消費が激しい為にハイブースト・グライドブーストを持続的に行えないから)。

ACをはじめ人型兵器のブースターは「なんでそんな推力のモンを戦車とかに搭載しないんだよ!」と言われるのが常でありますが、今回のタンクACはそんな突っ込みに対する回答のひとつになりうると私は思います。

タンクACは戦車に近いといっても、他のAC譲りである腕部が存在し、そのあたりが戦車との大きな違いを作っとります。
腕部の詳しい話は後に置いておくとして、この戦車でもACでもない兵器が誕生した理由として「ACのブースタ機能を戦車に流用するにあたり、開発の簡略化のためにAC用パーツを搭載した」というような事を考える事も出来ると思います。
ACVの世界観では兵器開発の技術が衰退傾向にあり、資源の不足もあいまって一から新型兵器を開発する事は困難になりつつあると思われます。
そこでACの機構を無理やり戦車の車体に押し込んだ結果生まれたのがタンクAC・・・という解釈であります。

あるいはブースタの制御システムが複雑で、ACVの世界観における現代の人類の技術ではそのままだと多兵器へそのまま流用する事が困難なため、ACの主要コンポーネンツを戦車の車体に落とし込む事で制御システムを現代兵器に搭載できるようにした、といった所でしょうか。

早い話が、タンクACはACの戦車タイプという位置づけではなく、戦車・装甲車にACの機能を付加させるためにAC用パーツを搭載した兵器といえるのでは?という事であります。


・現代MBTとのサイズ差

次はMBTとタンクACのサイズ差についてです。
前回記事にも書いたとおり、タンクACはダウンサイジングと車高の見直しによって、MBTのサイズに近づきました。
今回はCBTに出てきた戦車と比較して、もう一度タンクACのだいたいの寸法を測ってみました。
ちなみに↓のタンクには巨大なブレードアンテナが装備されとりますが、寸法には入れとりません。
ムービーではあれだけ元気なのにゲーム中では残骸しか出てこないM1たんって一体・・・
ちなみに、みんな大好き超重戦車マウスの寸法は車体長9.03m、全幅3.67m、全高3.68m
やはり超重戦車に近いサイズですな。
ブースタ無では現代MBTより遅いという点から、タンクACはMBTよりもさらに重量化した兵器である事は確かでしょう。
大型・重量化による機動力低下のデメリットを補って余りある大推力ブースタの搭載により、タンクACはMBTを上回る装甲と武装を持ちながら高機動を得る結果になったと考えるのが妥当でしょうか。
とわいえ前述の「有り合わせで造ったスーパー戦車」論で行くと、ゲームの世界観にて現存するMBTの部品をかき集めてこの形にしとるという考え方をしなければなりませぬから、大型化できるサイズはある程度限られとると思われます。
履帯がその制約に大きく関わっとりますが、それに関しては続きにて解説していきます。

あるいは極めて巨大な輸送車両等がゲーム中に登場するあたり、実は140mm砲を備えるような大型戦車が開発されるだけされとったのやもしれませぬな。

続きからはコア・腕部・パワートレーン等について考えていきます。

続きからどーぞ

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ACVのタンクについて考える・前半

大変長らくお待たせしました、ようやくタンクの記事をうpします。

今回は前半という事で、従来ACのタンクと新生タンクACの違いについて触れていこうと思います。

私生活及びゲスト絵等の仕事の都合により、記事の更新が大幅に遅れた事をお詫びします。

ブログ更新が滞っとる間にPS3版のCBTが終了し、VにおけるACの立ち位置がどのようなものかという事がだんだんと見えてきた所ですな。
今作ではチームによる戦略性を高めるために機体ごとの特性がより極端になっており、軽量機はネクストの如く飛び回れるのに対してタンクは今まで以上に極端に遅く、極端に硬いという特性を持っとります。
スラット装甲でCE対策もバッチリですよ奥さん!え、誰もCEキャノン使わない・・・?
また攻撃属性の見直しに伴い、従来は実弾・EN(光学・熱エネルギー)という二つの属性だったのに対し、今回はKE(運動エネルギー、従来のライフル相当など)CE(化学エネルギー、従来のグレネードなど)TE(熱エネルギー、従来のレーザーなど)という三つの属性が設定され、それに伴い武装も変化したことにより、今までの「重ACの強力な武装→弾速が遅く当たらない」という概念を覆す結果となりました。
具体的にはKEタイプのキャノンが登場し、KE属性の威力は運動エネルギーによるため高速・大口径の弾薬が用いられるので、弾速が高速化した点が大きいです。

また従来のグレネードキャノン的なポジションも爆風こそ無くなったもののHEATキャノンとして健在で、こちらは相変わらずの弾速だったりします(科学エネルギーを用いるため距離に威力が左右されないのが強みですが、弾速のために対ACでの射程は今一つ)。
弾速に優れるKEキャノンに対して装弾数に優れるのも特徴であります。
グレネードそのものも残っており、今回はライフルサイズのグレネードランチャーとして登場しとります。ボーダーブレイクのGランチャーに近い立ち位置です。

KE武装では他にもスナイパー武器関係が高威力化され、スナイパーライフルでKEキャノに近い威力を発揮し、とスナイパーキャノンに関してはKEキャノンの数倍の威力を誇ります(ただし装弾数はかなり少な目です)。

といった風に武装の特性にはかなりの変更が施されており、タンクACは距離によっては2・3発で標準ACを撃破できる強力・高速なKEキャノンを構えアクションなしに砲撃できるようになっとります。
まあ当ブログはゲームバランスの話を目的としたものではないため、このあたりでそろそろタンクの外観、ゲーム内での性能から今回のタンクがどのようなものかを考えていこうとと思います。

以前のACⅤ記事にて「V機はMRAPに似ている」と書きましたが、タンクACに関してはまさしく「本物の戦車に近くなった」と言えますな。
まあゲームシステム上武器腕が無くなってしまったのは少し残念ではありますが。

V機は全高5mほどのサイズにダウンサイジングした事で有名ですが、これによってタンクACもより現実的なサイズになってきたと言えるでしょう。現代戦車と比べるとやや大きめでありますが、それでもWWⅡ時にドイツはポルシェ博士が開発されとった超重戦車マウスと同じくらいの寸法には収まっとります。

正直はじめてムービーを見たときはタンクの突っ込み所に泣かされた
え?ムービーでは車幅がM1エイブラムスの全長くらいあってM1を轢いとった?HAHAHA何の冗談だい・・・?
パッケージでは積載量10tくらいのCH-47に吊るされとった?聞こえない聞こえない
・・・あのあたりはフロムマジックとして割り切ります。実際、ゲーム本編ではかなり小さかったですし、輸送ヘリも極めて巨大な物になっとりましたしな。

ちなみにOPムービーの機体サイズはシリーズを通して視覚効果を狙って曖昧になっとるらしいです

とりあえず外観の面で従来との変更点を解説していきます。
まずはじめに多くの方が思ったであろう事は、「新しいタンクは全体の割合に対し全高がかなり低くなった」という点ではないでしょうか。
従来のタンクは武装のクリアランスを確保するためにコアと脚部の間に「腰部(支柱?)」があり、現代戦車と比べて極端に車高が高い→見た目の前方投影面積が極端に大きいデザインでしたな。
ここが従来タンクACを「意図がよくわからない兵器」とする特に大きい要素の一つでした。
しかもその腰部はコアに比べて細くくびれており、砲を撃つにはどう考えても無理のある構造でした。

※ちなみに私はこの腰部の内部には緩衝装置が搭載されており、着地時に上半身への衝撃を和らげとるものととりあえず解釈しとりました、そうなるとタンクACのコクピットもコア部かもね。

ではVのタンクはなぜコアの搭載位置を低くしながら武装のクリアランスを確保できたかというと、注目すべき点は「武装の構え方」と「」にあります。

従来のタンクACはヒジ関節を90度に曲げて武装を搭載する形となっとりましたが、VのタンクACでは腕を前方に伸ばす形で(二脚でいうところの射撃姿勢で腕を固定)武装を搭載したことで搭載される武装の位置が高くなり下部に必要なクリアランスが削減された事が大きいです。

こうなった理由として、従来では肩部が腕の動きに連動して可動していたのに対し、Vでは「極端に肩部が大型化したために腕に連動しなくなった」という点が挙げられます。
従来タンクACがヒジ関節を90度に曲げるのみだったのは、フロム開発者の間で「待機状態では肩は前を向いている」という前提があったものと見られ、肩部が固定式になり腕部に連動しなくなったVでは、腕部をいくら動かしても肩部が動かないため(厳密にはロール方向にはちょろっとだけ動くようです)、腕部の可動にかかわらずこの前提を守る事ができるという事です。

この機構は個人的にけっこう気に入っとります、ネクストでは整波性能を重視したフォルムでありながら射撃時に肩部がそっぽを向いてせっかくの整流効果を殺しとる印象が引っ掛かった覚えがありますからな。

腰部がなくなった代わりに脚部側にコアを包むターレットが追加され、この部分がコアを抱えて回転する仕組みとなっとります。


次に大きなデザインの変更ポイントと言えるのが「ブースタ搭載位置の変更」でしょう。
従来は車体底部に内蔵されとったのに対し、Vでは車体の外側に移っとります。
車体底部にブースタを組み込むのは地雷対策を考えると不安が残りますし、ブースタどうしの間隔が狭いため姿勢制御の面でも不利であります。
Vでは空挺戦車のロケットブースタの如く車外に取り付ける形となっているため、装甲の心配もなくなりますし、機体端の4点から推力を発生するため姿勢も安定しますな。

今回のタンクもネクストと同様に地上でのブーストダッシュが可能なのでありますが、ブースタ推力で移動するというよりは「ブースタで地面に対する接地圧力を減らして履帯の駆動効率を上げる」というイメージであります。

この「ブースタで地面に対する接地圧力を減らして履帯の駆動効率を上げる」という概念は、現代戦車と比較して大型・重量化したタンクACの走破性を補助するものとして一役買っていると思います。
言い方を変えれば「高推力のブースタで路面への接地圧力が減らせるからこそ大型化できた」という事ですな。
沼地に沈もうが渡河できずに川に落ちようが舗装路を破壊しようが、ブースタの推力で復帰可能なのは頼もしいでしょう。超重戦車の存在意義を大きく変える技術だと思います。

ちなみにブーストダッシュ時のタンクの最高速度は60km/hくらい(今回は速度計が設定できないのであくまで個人の感覚であります)と現代戦車同じくらいで走れますが、150km/hは優に出る他タイプのACに比べるとだいぶ遅く感じます。仕方ないね。

さて、そんなこんなでまだ現代戦車よりは少し大きいタンクでありますが、重量はどのくらいなのか。超重戦車マウス基準でいけば190tくらいはありますし、現代戦車のサイズ比から計算すると110tくらいになります。
このあたりはタンクACの使用用途・要求性能によって変わってきます、大型戦車として考えればそのくらいの重量になりますが、例えば「多機能・大型化した装甲車」として考えたら重量は100tを切る可能性もあります。機体アセンによってもそういった仕様は変わってくので、結局どのくらいの重量になるかはうかつに断定できませぬな。

という訳で後半は、現代戦車とタンクACの相違点を探しながらタンクACのパッケージングを考えていこうと思います。パッケージングを考える事でタンクACがどういった役割を持っとるのかというのもうっすらと解ってくるやもしれません。

旧シリーズ・現代兵器から考察するACⅤ機のパッケージング

大変長らくお待たせいたしました。
ACⅤの考察を行っていきます。
5/30:後半を追記に回しました

当ブログの更新が滞っている間にも、スクリーンショット・設定画・ゲームシステム等、ACⅤの情報は順調に増えてきましたな。更新が遅れたからにはそのあたりの情報も使っていきたいと思います。
弾倉が付いてない件
大きいの
パイロット無し  ←クリックで見れます

ACⅤはミリタリー色の強いイメージがあり、実際に機体のダウンサイジングが図られているため、現代兵器を参考に、また比較しての考察が行いやすくなりましたな。
個人的には各部ディティールとあいまって、MRAPを連想させるデザインだと思っとります。戦闘も市街地がメインなのでゲリコマ兵器感が強まった印象。追加装備もありますし。
そこで当記事では、従来のACとの比較を行いつつ、現代兵器と比較して新ACのパッケージングを考察していく形でやっていこうと思います。


↓まずは機体のダウンサイジングについてですが、周知の通りACⅤでは今までのACの全高10~12mから、5m級へと大幅な変更を施されましたな。
ちっちゃいのがお好き?結構、ACのニューモデルです。余裕のパワーだ、ジェネレータが違いますよ!
5mといえば従来のACの半分の全高ですが、このサイズはゲーム内で地形を利用しやすく、かつある程度のスピードを確保するには丁度良いサイズという事なのか、昨今のトレンドとなりつつある印象があります(ボーダーブレイク内の機体・ブラストランナーも5m)。
また、リアルメカとしても説得力とケレン味を混ぜるには丁度良いサイズでもあると思います。
ただ、従来型ACのサイズをそのまま小さくして5mに持って行ったかというと明らかに違いますな。
Ⅴ系機体は「旧シリーズの延長線」というより完全新規のデザインという印象を受けるでしょう。

では従来ACと比較していかに姿が変わったか。
武装を抜きにして考えると、体型・姿勢が変化し、相対的に全長・全幅が大きくなり、左右の脚の間の距離(トレッド)が増えとります。またスクリーンショットでは、かがんだ体制が多く見られます。
つまり低重心・安定方向に変わった
デザインになりました。
もっと言うと「サイズを小さくした」という他に「全高を低くした」とも言えるプロポーションです。

ところで、ACⅤ機の全高はどの姿勢を基準としとるのでしょうか。
かがんだ状態が本来の姿勢だと考えると、サイズはもう少し大きくなりそうです。
一番気に入ってるのは・・・ゲームシステムだ

従来より安定感のあるデザインする事によって、兵器としての説得力を得た姿に変わったといった所でしょうか。
まあオーバードウェポンを搭載するとだいぶ安定しない形になありまするが(つまりどう考えても後ろに転倒するということ、スミry)。

後半へ続きます。「続きを読む」からどーぞ。

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ACのマンマシンインターフェイス~耐G基準で見るレイヴンのスーツ(改訂・追記更新)

「アーマードコア」に登場する人型兵器、ACのコクピット周辺に関する考察を2回ほどに分けて行っていきたいと思います。

今回はACの登録パイロット・レイヴン達のスーツについて、ACの機動を参考に考えます。
え、「レイヴンのパイロットスーツはLRPの特典資料にて公開済みじゃあないか」だって?
まあソレもそうなのでありますが、アレだけでは説明がありませぬし、まあ個人的な解釈も含めて解説します。

(2/6追記:改訂版を更新いたしました。追記も完成しとります。 
       改訂版にあたり、コメント欄のご意見・ご指示を参考にさせていただきました。ありがとうございます。              

          ↓という訳で私が描いてみたAC用スーツがこちら
フライトスーツと何が違うかって?基本は同じであります
ちょいとおおきいのはこちら
多くの方はコレを見て、「戦闘機のヤツととどう違うんだ」と思われるやもしれませぬが、
基本は戦闘機のフライトスーツと変わりません、戦闘機に無い要素を追加したフライトスーツといった所であります。

では戦闘機に無い要素とは何なのか、ACの機動特性とはどんなものなのか。まずはそこから解説していきます。

まず戦闘機でありますが、戦闘機を含め航空機は、上昇下降・左右旋回ともにタテ方向の動き(ピッチ)で行います。
航空機におけるG特性(クリックで拡大)
左右旋回のために前後を軸として回転(ロール)するという工程はありますが、
航空機において最も強い慣性力を受けるのはタテ方向(重力の影響を受けるため特に上昇時)です。

また航空機は効率上、ピッチを上げる(水平状態のときの上昇)方向に動く事が多いので、基本的にパイロットは下向きの力(プラスG)を受ける事が中心となります。
この際、血液が足元に片寄ってブラックアウトするのを防ぐために、パイロットは筋肉を収縮させて血流を抑えるのでありますが、空気圧で脚部を締め付けるエアバッグを付けてこれをサポートするのがいわゆる耐Gスーツであります。
Gスーツを着たパイロットが連続的に耐えられるGは最大9G程度で、それ以上は瞬間的になら耐えられるというレベルの様です。
また、Gスーツによるパイロットの耐G能力への効果は1~1.5といわれており、新鋭のものだとさらに+αの効果があるそうです。
つまりパイロットが実質的に耐えられるGは7~8G程度といった所でしょうか。

「下方向への力」であるため、パイロットをしっかり座席にベルトでくくりつけておけば、座席がパイロットを支えてくれます。
ただ、あまり大きいプラスGが掛かると、背骨に負担が掛かったり、内臓が押しつぶされたり、あるいは急激な動きに首が動いてアゴを砕いてしまう事があるので、そう無理な動きは出来ませぬ。
もちろん、ロール方向の回転による首の左右への負担もある程度問題となりますが、そもそも戦闘機はドッグファイト等を行う際、またそれ以外にも、目視で周囲を確認する事が多く、首を動かしてなるべく多くの視野を得なければならないため、首まわりは一切の補強を加えられていません。

ではACはどうでしょう、戦闘機と異なり、機体はほぼ水平を保ったまま立体的な機動をとっとりますな。
ACにおけるG特性(クリックで拡大)
つまりタテ方向(垂直方向)以外にも、ヨコ方向(水平方向)の力が強く加わってくるワケであります。

ここでACではどれほどのGが加わるかを調べてみましょう
ラストレイヴンにおいて中・軽量機を用いて検証してみると、1秒足らずで時速400キロに達してしまいます。
仮に400km/hに達するまでに1秒かかったとして、発生するGは約11.3ほどになります
軽量機なら最大推力でブーストを吹かすだけで、航空機のパイロットの限界Gを超えてしまう計算になりますな。
まあACの世界ではGスーツの性能も大幅に進化しとるでしょうが(現代の時点で最大12Gまで耐えられるスーツも開発中とのこと)、厄介なのは戦闘機のように縦方向に11Gが発生するのではなく横方向に11Gが発生する点ですな。

ここでいよいよ首にかかる負担が心配になってきます。
要するにアセン次第では急激に加減速しながら、時速400キロで前後左右に縦横無尽に駆け回る訳でありますから、F1のそれを軽く上回る横Gをパイロットが受ける形となりますからな。
ちなみにF1の最大Gは加速・コーナリングともに4.5G、これでもACの半分に満たんとは・・・)
横G対策がまったく施されていないスーツで出撃した日には、一瞬で首がポッキリいってしまいます。ネクストなんて左右にQBしたとたんに首が吹っ飛ぶかもしれませぬ(一応PAがGも緩衝しとるという話も聞きますが)。
また左右いずれかに血液が片寄る可能性も捨てきれません。左右に動くだけあってそう簡単にどちらに寄る事なんてないと考える方もおられるでしょうが、一瞬といえども片腕に血液が寄って、貧血になったら命取りであります。

さて、そういったが問題が多々ありますが、ではどのような形態でACに搭乗すれば良いでしょうか。
幸い、ACは地上の装甲兵器であるため、クリアな視界はハナから優先順位的に低く、目視ではなくカメラを介して周囲を確認する形となっとるので、首の動きはあまり必要とせずに済みそうです。
それを生かして、首まわりをガッチリと固めつつ、各部を最適化していきたいですな。
続きからは↑のパイロットスーツの解説とともに、AC用スーツにおける耐G処理やその他諸々の装備について考えていきます。

おまけ:しばらく休暇中の看板娘は読書に勤しんどったようですただの健全な読書ですよ?

(続きを読む)に続きます

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プロフィール

砂漠の狸

Author:砂漠の狸
リアルメカに浪漫を感じるナチスの策士。
・・とか言いつつナチ党には所属していないロンメル将軍やガラント中将のお友達(と本人は勝手に思い込んでいる)。

「人型兵器」をはじめとした架空の機械の構造、有効性を構想・考察・探求し続ける男で、変態技術者フェルディナント・ポルシェ博士の部下だったとか、トリープ・フリューゲルのテストパイロットを担当したとか、英に潜入してパンジャンドラムの設計に関わったとか、様々な都市伝説を持つが、その真相は定かでは無い(え?トリープとか何言っとるのかわからんだって?ググッてみよう!!)。

また昨今はひた隠しにしていた自動車への趣味も露呈している。ビアルベーロの意味が解るくらいの車好きならたぶん話が合う。

趣味はメカニックデザイン。オリメカを投稿しつつ当ブログにて解説していく予定。
今は現代社会の軍事思想をテーマにした同人マンガを作る際にメカ設定を利用しようと計画中。
良くプレイするゲイムはアーマードコア。ボーダーブレイクもちょくちょくやっている。

ちなみにサムネは全然関係ない人である。

軍事ネタ好きな方、珍兵器好きな方、メカ好きな方、とにかく当ブログに興味を持った皆さん、宜しくお願いします。

連絡先はコチラ(どこを直せばいいかは・・・判るな?)
giulia-superアハトマークm8.gyao.ne.jp




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