スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ACのマンマシンインターフェイス~耐G基準で見るレイヴンのスーツ(改訂・追記更新)

「アーマードコア」に登場する人型兵器、ACのコクピット周辺に関する考察を2回ほどに分けて行っていきたいと思います。

今回はACの登録パイロット・レイヴン達のスーツについて、ACの機動を参考に考えます。
え、「レイヴンのパイロットスーツはLRPの特典資料にて公開済みじゃあないか」だって?
まあソレもそうなのでありますが、アレだけでは説明がありませぬし、まあ個人的な解釈も含めて解説します。

(2/6追記:改訂版を更新いたしました。追記も完成しとります。 
       改訂版にあたり、コメント欄のご意見・ご指示を参考にさせていただきました。ありがとうございます。              

          ↓という訳で私が描いてみたAC用スーツがこちら
フライトスーツと何が違うかって?基本は同じであります
ちょいとおおきいのはこちら
多くの方はコレを見て、「戦闘機のヤツととどう違うんだ」と思われるやもしれませぬが、
基本は戦闘機のフライトスーツと変わりません、戦闘機に無い要素を追加したフライトスーツといった所であります。

では戦闘機に無い要素とは何なのか、ACの機動特性とはどんなものなのか。まずはそこから解説していきます。

まず戦闘機でありますが、戦闘機を含め航空機は、上昇下降・左右旋回ともにタテ方向の動き(ピッチ)で行います。
航空機におけるG特性(クリックで拡大)
左右旋回のために前後を軸として回転(ロール)するという工程はありますが、
航空機において最も強い慣性力を受けるのはタテ方向(重力の影響を受けるため特に上昇時)です。

また航空機は効率上、ピッチを上げる(水平状態のときの上昇)方向に動く事が多いので、基本的にパイロットは下向きの力(プラスG)を受ける事が中心となります。
この際、血液が足元に片寄ってブラックアウトするのを防ぐために、パイロットは筋肉を収縮させて血流を抑えるのでありますが、空気圧で脚部を締め付けるエアバッグを付けてこれをサポートするのがいわゆる耐Gスーツであります。
Gスーツを着たパイロットが連続的に耐えられるGは最大9G程度で、それ以上は瞬間的になら耐えられるというレベルの様です。
また、Gスーツによるパイロットの耐G能力への効果は1~1.5といわれており、新鋭のものだとさらに+αの効果があるそうです。
つまりパイロットが実質的に耐えられるGは7~8G程度といった所でしょうか。

「下方向への力」であるため、パイロットをしっかり座席にベルトでくくりつけておけば、座席がパイロットを支えてくれます。
ただ、あまり大きいプラスGが掛かると、背骨に負担が掛かったり、内臓が押しつぶされたり、あるいは急激な動きに首が動いてアゴを砕いてしまう事があるので、そう無理な動きは出来ませぬ。
もちろん、ロール方向の回転による首の左右への負担もある程度問題となりますが、そもそも戦闘機はドッグファイト等を行う際、またそれ以外にも、目視で周囲を確認する事が多く、首を動かしてなるべく多くの視野を得なければならないため、首まわりは一切の補強を加えられていません。

ではACはどうでしょう、戦闘機と異なり、機体はほぼ水平を保ったまま立体的な機動をとっとりますな。
ACにおけるG特性(クリックで拡大)
つまりタテ方向(垂直方向)以外にも、ヨコ方向(水平方向)の力が強く加わってくるワケであります。

ここでACではどれほどのGが加わるかを調べてみましょう
ラストレイヴンにおいて中・軽量機を用いて検証してみると、1秒足らずで時速400キロに達してしまいます。
仮に400km/hに達するまでに1秒かかったとして、発生するGは約11.3ほどになります
軽量機なら最大推力でブーストを吹かすだけで、航空機のパイロットの限界Gを超えてしまう計算になりますな。
まあACの世界ではGスーツの性能も大幅に進化しとるでしょうが(現代の時点で最大12Gまで耐えられるスーツも開発中とのこと)、厄介なのは戦闘機のように縦方向に11Gが発生するのではなく横方向に11Gが発生する点ですな。

ここでいよいよ首にかかる負担が心配になってきます。
要するにアセン次第では急激に加減速しながら、時速400キロで前後左右に縦横無尽に駆け回る訳でありますから、F1のそれを軽く上回る横Gをパイロットが受ける形となりますからな。
ちなみにF1の最大Gは加速・コーナリングともに4.5G、これでもACの半分に満たんとは・・・)
横G対策がまったく施されていないスーツで出撃した日には、一瞬で首がポッキリいってしまいます。ネクストなんて左右にQBしたとたんに首が吹っ飛ぶかもしれませぬ(一応PAがGも緩衝しとるという話も聞きますが)。
また左右いずれかに血液が片寄る可能性も捨てきれません。左右に動くだけあってそう簡単にどちらに寄る事なんてないと考える方もおられるでしょうが、一瞬といえども片腕に血液が寄って、貧血になったら命取りであります。

さて、そういったが問題が多々ありますが、ではどのような形態でACに搭乗すれば良いでしょうか。
幸い、ACは地上の装甲兵器であるため、クリアな視界はハナから優先順位的に低く、目視ではなくカメラを介して周囲を確認する形となっとるので、首の動きはあまり必要とせずに済みそうです。
それを生かして、首まわりをガッチリと固めつつ、各部を最適化していきたいですな。
続きからは↑のパイロットスーツの解説とともに、AC用スーツにおける耐G処理やその他諸々の装備について考えていきます。

おまけ:しばらく休暇中の看板娘は読書に勤しんどったようですただの健全な読書ですよ?

(続きを読む)に続きます

続きを読む

スポンサーサイト
プロフィール

砂漠の狸

Author:砂漠の狸
リアルメカに浪漫を感じるナチスの策士。
・・とか言いつつナチ党には所属していないロンメル将軍やガラント中将のお友達(と本人は勝手に思い込んでいる)。

「人型兵器」をはじめとした架空の機械の構造、有効性を構想・考察・探求し続ける男で、変態技術者フェルディナント・ポルシェ博士の部下だったとか、トリープ・フリューゲルのテストパイロットを担当したとか、英に潜入してパンジャンドラムの設計に関わったとか、様々な都市伝説を持つが、その真相は定かでは無い(え?トリープとか何言っとるのかわからんだって?ググッてみよう!!)。

また昨今はひた隠しにしていた自動車への趣味も露呈している。ビアルベーロの意味が解るくらいの車好きならたぶん話が合う。

趣味はメカニックデザイン。オリメカを投稿しつつ当ブログにて解説していく予定。
今は現代社会の軍事思想をテーマにした同人マンガを作る際にメカ設定を利用しようと計画中。
良くプレイするゲイムはアーマードコア。ボーダーブレイクもちょくちょくやっている。

ちなみにサムネは全然関係ない人である。

軍事ネタ好きな方、珍兵器好きな方、メカ好きな方、とにかく当ブログに興味を持った皆さん、宜しくお願いします。

連絡先はコチラ(どこを直せばいいかは・・・判るな?)
giulia-superアハトマークm8.gyao.ne.jp




最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。