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SFメカ設定の更新とともに二足歩行兵器の存在意義について再び考える

お待たせしました、前回記事の続きをやっていきます。

改名により15式となった当ブログの看板人型兵器でありましたが、語呂の事情により14式と改めさせていただく事になりました。「ひとご」と読むよりは「ひとよん」の方が良いという判断であります、いろいろとご迷惑をおかけします。

さて今回は、人型兵器(二脚兵器)考察のメインとなっとった機体のデザインリテイクに伴い、変更点の解説をさらに行うとともに、二本脚で歩く兵器の存在意義を再び考えていきたいと思います。

15式改め14式。TAでも時速65km、サベージだと時速100kmで走れるんだから末恐ろしいぜ・・・

・二足歩行兵器の短所・長所から見る理想の戦闘環境

皆さんもご存じと察しますが、二足歩行型の車両はその背の高さゆえに前方投影面積が機体規模に対してとても大きく、装甲車両として用いるにはお世辞にも適しとらん兵器と言えます。
それに二本脚で立つという形態の都合上、どうしても地面に対する接地面積が小さくなってしまう(接地圧が高くなってしまう)ため、お世辞にも不整地での走行には適しとるとは言えないのも確かでしょう。。
ゆえに舗装路での作戦に用途が絞られがちなのでありますが、二本脚の場合は舗装路だからといって装輪車のように高速で走行できる訳でもない上に乗員は一名が限界なので、作戦領域までの機動は輸送車両任せとなってしまいます。
さらに積載量もたかが知れており、戦闘の際は敵の勢力を把握した上で最適な装備を厳選せにゃなりません(もちろんそれは開発コンセプト次第で自然と決まってくるのでありますが)。

そんな多くの弱点をもつ人型兵器をいかに兵器として使える物にするかという話ですが、それを考えるために、まずは他形態に対する二足歩行の利点をいくつか考えていきましょう。


①旋回性能(回頭性・運動性能)

二本脚の兵器の利点として、回頭性の高さが挙げられます。

多脚という形態である時点で、装輪車にはできない「その場での旋回」が可能なのでありますが、二足歩行は多脚歩行の中でも脚の本数が最小単位であることによって特に良好な旋回性を獲得する事が可能です。

例えば四脚の場合、たとえ各脚が180°回転できる仕様にしても機体そのものは旋回できず、胴体を中心に円周上に足を歩行させる事で旋回ができるようになっとります、さすがに支柱となる一本の足だけ地面に残して旋回なんて芸当は四本脚ではキツイですからな。また脚を放射状に伸ばした四脚(タチコマとかAC四脚とか)の場合、各脚あたりのヘッド方向(旋回方向)への可動範囲も制限されるため、旋回速度はさらに制限されてしまいます。「四脚は旋回が速い」というACのゲームバランスは現実ではなかなか通用しないのであります。

対する二脚は、旋回時に片方の足が浮き、必ず支柱となる脚が一本となるために瞬時に旋回が可能となっとります(もちろん脚部のヘッド方向の可動範囲にもよりけりですが)。

実際に自らの足で180度旋回を行う事なんて日常生活でたくさんあるでしょうから、その速さは実感しとるものと思いまする。もちろん巨大な二足歩行車でそこまで速く旋回できるという訳でもありませぬが。

ちなみに暫定的な14式の旋回速度は毎秒90度。砲塔の旋回だけで毎秒30度かかる90式戦車等に比べると実に三倍もの速度で旋回できる事になります。さらに平行移動も可能なので、建造物の角を曲がるといったような動作においてはかなり高速でこなす事が可能になります。
ようするに小っちゃいのは正義。
②全長×全幅のコンパクトさ

人型兵器は、その高い全高からくる前方投影面積の大きさばかり注目されがちでありますが、全長と全幅だけで考えれば、他の同じ規模の兵器と比べても比較的コンパクトに収まっとります。
全長と全幅がだいたい同じ数値になるのが強みで、これはその機体の侵入可能な通路ならどこでも180度旋回が可能という事を意味します。
狭い市街地の場合、無限軌道によるその場での180度旋回が可能な車両でも、全長の長さゆえに旋回できない場所が存在するでしょう。特に戦車は砲身も含めると10mに手が届きそーな全長なので、市街地での旋回は極めて場所を選ぶ事になってしまいますからな。

全高の旋回速度の速さと合わせ、どこでも旋回できる能力をもっとるおかげで、背後からの攻撃への早期対応はもちろん、狭い路地も素早く曲がっていく事が出来、さらには全長が短いために「その場から離れるのに掛かる時間」も短縮する事が出来ます。
具体的には戦車の場合、例え高い加速能力を持っとるとしても、全長が10mもあるがゆえに自機が立ち止まっていた場所から離れるのに時間が掛かってしまうという訳であります。
そのため小さい前方投影面積であろうと、側面に関してはとても敵に狙われやすくなってしまうのです。
つまり人型兵器は交差点や曲がり角を常に曲がりながら機動しとれば敵に狙われずらい訳であります。


③IEDに対する乗員の生存性

以前、ACVの考察記事でも書きましたが、多脚によって歩行をするという事は胴体が常に高い位置に保たれる(特に二脚は脚が胴体から真下に伸びとるのでなおさら高い)ので、IED(即製爆破装→置仕掛け爆弾とか)のによる爆風を受けても機体こそ行動不能になれど、乗員は爆風による被害をほとんど受けずに済みます(むしろ機体が転倒した時の衝撃や倒れた先のIEDが心配)。
二脚の場合、車体底面(自動車のシャーシ部)という概念があってないようなもの(股間部)なので、機体に実質的に受ける爆弾の威力も少なくて済みます。もちろんそれだからといって爆風を受けて機体がピンピンしとる事もありえないさそうではありますが。


・・・これらの弱点と利点をふまえると二足歩行の兵器に適しとる環境は、戦車・装甲車では立ち回りに苦労する市街地における、敵戦力を把握したうえでの短時間奇襲戦闘だと考えられます。
この事はだいぶ前の記事にも書きましたが、今回はその再確認という事で。

歩兵を突破する能力を持ちながら、同時に戦車等の大型車両兵器に対して優位に戦闘を展開できる事は多兵器にない強みになるでしょう。

ただ一番怖いのはやはり歩兵でありますな、戦車でも怖いというのに人型兵器になると装甲がはるかに薄くなりますから。
強力なHEAT弾の脅威にさらされないためにも、作戦中は常に機動を続けて(全長・全幅がちっさいぶん命中率はあるていど抑えられますし)、市街地での二脚にできうる手本のようなヒットアンドアウェイを繰り返しつつも持久戦を許さず畳み掛ける事が重要になる事は間違いなさそーな気がします。

だいたいの人型兵器は視界をカメラによって間接的に得る関係上、耐NBCの形態としては十分な資質があるため、敵陣にスモークをまき散らして攻撃を与えるのが理想でしょう、そうすれば絵面はともかく対人戦で圧倒的な戦闘能力を得られます。



・装甲について

14式は正面装甲で7.62mmを防げる程度の装甲を持っており、角度しだいでは12.7mm等の弾薬でも操縦席を保護できるように出来とります。
腰は回らない仕様でありますが、その割に外観上はくびれとる様に見えますな。
だんだん塗り慣れてきたよバーニィ
これは腰部が絞られとるというよりは、胴体に装着された装甲の胸部と股間部が突き出とる形に近いです。
突き出た装甲は横から見るとクサビ状になっておりますが、これによって下方から攻撃を受ける部位と上方から攻撃を受ける部位をきっちりと分け、各部に見合った装甲を配分することで耐久性を可能な限り保ちつつ重量増加を抑えられるようになっとります(あくまでそういう設計提案なので実質的な装甲効果は不明)。

例えば前進の際、機体は前方に傾きますから、上面装甲に攻撃を受ける確率が高くなってきます。ヘリからの射撃はもちろん、自機と同じ二本脚で歩く兵器からの攻撃も上方からの攻撃となりますな。
ここいらの武装は歩兵のAKよりも強力なものが多いため、上面にのみりアクティブアーマーを施すというような手段も通用します。
また、装甲を突き出す事で空間装甲の役割も果たしており、これによって実質的な装甲厚以上の装甲効果を期待できます。

HEAT弾に対する耐久性はそれほど期待できませぬので、敵にRPGを当てる余裕を持たせない事が重要ですな。
必要とあらばAPS(アクティブ防御システム)を搭載してRPGやATMを防ぐ手もあるでしょう、しかしただでさえ高価になりそーなコストにさらに6000万ほど上乗せするのはなかなかハードそうですな。


・乗員・インターフェイス

乗員は機体規模の関係で一名が限界となっとりますが、まがいなりにも戦闘車両である兵器が乗員一名で成り立つのかと思われる方は多いでしょう。
人型兵器はその高い旋回速度ゆえに、機銃そのもののに必要な旋回角度はそれほど要求されんと思われます。
機銃角度はむしろ照準の微調整の役割だけでも良いレベルでしょう。
それに絶えず機動を行いながら射撃するという都合上、仮に射手が射撃を担当しても手動照準では敵を正確に狙うことが難しくなってきます

そこで照準操作はジョイスティック等で手元にて操作、照準ロック機能によって固定した照準を自動で追いながら機動をとる事も可能にし(大型熱源は自動的にカーソル固定候補にできると理想)、射撃するか否かの最終判断(要するにトリガー操作)は搭乗者が行う様にするといったような操作系統の単純化を兼ねた電子制御化が理想になるでしょう。
もともと機体の姿勢・機動制御だけでかなり高度な制御システムを必要とされとりますし、視界も外部カメラ任せなのでこのぐらいの機能はすぐに付くと思われます。

操縦室内ではヘルメットに装着されたヘッドマウンテッドディスプレイによってカメラからの情報を得る事になりますが、ディスプレイを搭載するならC4I化も必然的になされるでしょう。市街地ではなおさら戦況の把握が困難ですし、敵の状況に関する情報を絶えず収集・統合できれば作戦の効率はさらに上がりますからな。



・兵装および腕部

武装は胴体脇および腕部に搭載可能で、胴体側には12.7mm機銃(M2みたいのとか)やAPS用の散弾システム、スモークディスチャージャー等が装備でき、腕部には同12,7mm及び20mm機銃やMAT(対戦車ミサイル)、HEAT弾の装備が可能であります。

腕部に大口径の機銃を持たせる理由としては、アクティブサスペンションの役割を担う脚部のさらに延長として腕部機構を緩衝装置とすることでより口径の大きい機銃を搭載できるようにするという狙いがありますが、その他にも市街地戦ならではの利点を付与できます。
遮蔽物が密集する市街地において建造物の角の向こうにいる敵を攻撃する際に、胴体に機銃を装備しとるのでは射撃の際に操縦士の乗っとる胴体を敵にさらす事になりますな。

マニュピレータにゃ持たせられないけどね
そこで機銃を腕部に搭載することで胴体を建造物に隠れさせたまま攻撃できるという利点があります。
ただし、右腕装備は右に乗り出す際に、左腕装備は左に乗り出す際にしか建造物に隠れたまま攻撃する事ができないのが弱点で、両腕に同一の武装をさせるか、あるいは部隊の中で右腕・左腕装備を各機ごとに逆転させるというような手段があると良いでしょう。

腕部は武装の搭載だけでなく、転倒した際の復帰や歩行時のバランス制御の+αにも役立ちます
またマニュピレータを用いる作業機械としても補助的要素ではりますが機能し、精密作業や部隊展開の手助けもできるようにはなっとります。
現状で設定されとる精密作業用マニュピレータに掛けられる最大荷重は片手首につき90kgくらいが限界のため、より強固なものに換装する事もできますし、マニュピレータを撤去してそのぶんを武装に回すことも可能であります。


・諸元についてちょろっと(暫定)

機体の全高は4.3mとなります。とりあえず日本国内で定められとる電線の高さの最低値4.5mよりも低くなるように設定しました。
また全幅は2.2mで、73式大型トラックの全幅よりも短くしとります。
重量はとりあえず理想値として乾燥重量4.1トンと設定しました。運用能力と装甲のバランスを考慮したうえでのこの数値ですが、正面装甲で12.7mm弾に耐える軽装甲機動車が重量4.5トンなので、前方投影面積のぶんもう少し重くなる可能性はあるでしょう。

最高速度は時速48km、比率的にはマラソン選手の平均時速と同じ程度です。
装輪装甲車はおろか戦車の最高速といい勝負の数値でありますが、最高速度までの加速性能ははるかに優れます

ちなみに戦車の加速性能は、例えばレオパルト2A1の場合、静止状態から時速32kmまでに7秒ほどかかります。
対する14式の時速40kmまでの加速は1.5秒なので、ストップアンドゴーと旋回を繰り返すならこちらのほうが高速となります。

前述の通り、旋回速度に関してはは戦車の砲塔旋回速度の三倍にあたるため、加速性能とあわせて前進・向き替え・旋回といったような動作が得意となります。
ゆえに野戦では路面の走破性ふくめ戦車に分がありますが、市街地戦では戦車を翻弄する力を持っとる訳であります。


・その他デザインやディテールなど

昨今のSFメカでは、立てヒザ姿勢考慮してヒザ部のデザインが見直されつつありますが、稼働していない待機状態での姿勢(仰向け・着座など)に関してはまだきっちり考慮されとらん印象があります。
そこで14式ではおしりの部分や背中にパッドを設けることで着座姿勢や機能停止状態での安定性を得られるようにしとります。といってもまだ接地面積が足りなそうでありますが。
他にも搭乗ハッチ面積が骨格剛性の都合により小さくなったり(まだ公開しとりませぬが)、保安機器を標準装備したり、平たい面を多くして追加装備を施しやすくしたり(肩アーマー・スカート・胴体胸部など)といろいろやっとります。

サイズ・造形ともにTAにさらに近くなったのはやはり個人的な趣味がかなり影響したものではありますな(またガサラキか)。



・・・といったふうに具体的な仕様がだんだんとはっきりしてきたブログ看板機でありますが、今後も詳しい設定や追加要素の説明は不定期に行っていきたい所存であります。。
現状における最終的な目標はコイツを創作物として何かしらの形で作品に登場させる事で、そのためには周辺の兵器なども考えて行く必要があるため近いうちに出来るという訳にはいかんと思いますが、ともあれ今後もSF兵器の考察を中心にいろいろとやっていきたいと思いまする。

おまけ
追加装甲がないと足首にえらくすっきりした感があるね せっかくだからいろいろ載せたくなるよね いいかげん水着の季節でもないからね
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No title

そういや腕の機関砲の位置がTAだw

個人的には4.3mでもまだ高いと思う。
走るという動作は跳ね上がることになるから、安全上の問題で20cmで足りるのか?という疑問から。

技術的には戦車程度なら確実にロックできると思う。
偏差射撃も微分積分させれば出来るだろうし。
問題は対人かなあ。
出来ないことはないんだろうけど、敵と非戦闘員の違いがですね。
これは現実の問題でもありますが。

アクティブ防護システムを使用すると歩兵との連携は半ば諦めないとダメですね。ERAもですけど。
随伴歩兵がミンチになっちゃいます。
それと結局制圧、占領するのは歩兵の仕事なんですよね。
ということは常に歩兵との連携を考えないといけないということですかね。

総合的に見ると、高層ビルがある都会での使用という相当ニッチな兵器になりそうなw
やっぱり背が高いということはそれだけ見つかりやすいということですし。
それをカバー出来る所といえば約5m以上の建物がある場所ですかね。

人型が役立たずとした上で、逆にどうすれば役に立てられるのか考えるというのは面白いですね。

それとコックピットはF-35みたいな感じでwあれはいいものです。
本当の意味で第5世代なのはF-35からだと思います。
ステルスや単体の空戦能力ばかり注目されますが、
現代戦は単体でなく、システムで戦うものですから。
C4Iなんかはかなり進歩してるみたいですし、スペックに見えないところはかなり違います。大型のタッチパネル採用とかですね。
今までの地上兵器よりはそっちを参考にした方が面白そうです。

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No title

前回のコメントへの返信ありがとうございました


いやぁ、かっこいいですね14式さん
デザインもですが
関節部など完全には装甲化されてないところとかも
重量のこともありますし、関節可動にはジャマだったりしますからね

それにしても人型兵器のサイズ設定は重要ですよね
大きいと発見率が高くなったり、輸送が不便になったり、被弾率があがったり
小さすぎると大口径の火器が使用できなかったり、装甲が薄くなったり、エンジンがのせれなかったり、などなど
今回の記事で語っていただいたように市街地では電線もありますし・・・

照準のロックも
戦闘機動で脳みそかき回されてる操縦兵にまともに照準ができるのか疑問ですからね
いや、訓練すれば大丈夫だろうか・・・


また質問なんですけど
腰は回らない仕様、とありますが前後には動かないんですか?
かがみこむ場合などで重要かと思いまして


今回もすばらしい記事をありがとうございました

No title

折角の新型機だからコメントしようしようと思っていたら更に更新されてしまった・・・どうもこんにちは。
自分が描けない物へ発言するってのは勇気が要るものですが、カッコいいですね凄いですねって感じも
違うと思うので、ビビりながらも思った通り書いちゃおうと思います。

歴代の機体を見比べると、だんだんレイバーっぽさが抜けて、今作はちょっとガサラキっぽくなりましたね、
とコメントして良いものか考えていたら先に言われてしまった件。

電線前提の全高と道路交通に則った全幅、さすがの着眼点ですね。
後、仰向け前提の背面デザインもいいですね。
SFロボットの背面は推進器等が集中していて、待機状態でも立っているのが常識になっていますが、
普通に考えたら転倒等のストレスが無い寝かせた状態にしておいた方が良いのは当然です。

ただ、運用上の利点を考える上では、比較対象は装甲・火力の近い兵器を用いるべきではないかと思います。
釈迦に説法ではありますが、戦車は対戦車兵器ですから、敵が戦車並の装甲を持たないのなら
大口径の滑腔砲も必要ありませんし、火力が下がれば重量を増して安定性を稼ぐ必要もありませんし、
軽くなれば設置圧も分散しなくて良いのでクロウラーも小型化出来ます。
クロウラーが短くなれば旋回速度も上がります。
比較対象として、多分装甲車の89式を軽量高機動にした様な奴がライバルになるのではないかと。
ただ、実際そういう高機動中火力の陸戦兵器があまり無い所を見ると、運用上のライバルは
むしろ航空機や歩兵という事になるのかも知れませんが。

また、その機体に敵し得る、あるいは競合する非人間型兵器を徹底的に考えてみる様な自虐も、
設定の完成度を上げる一助になると思います。
例えば「6軸くらいのロボットアームの先端にM2クラスの機銃付けたら超強くね?」とか、
「それを極力小型化した装甲車に付けたら遮蔽物利用とか余裕じゃね?」とか、
「ついでに多脚とクロウラーの合いの子みたいな駆動系にしたらロボット要らなくね?」とか。
まぁ、大抵残念な結論になるんですが。

>乗員・インターフェイス
その通りですね。
「戦車が複座なのにもっと複雑なロボットが単座なんて」という意見はちょくちょく聞きますが、
有人二脚歩行ロボットが兵器として実現しているという事は、コンピューターはセンサーから取得出来る
情報だけで、地形の起伏や強度を認識し、操縦者の意思に反しない様にしながら、リアルタイムに
被弾等のストレスに対して転倒を防ぐという、極めて高度な計算をやってのけているはずですから、
制御関係も大幅に自動化が可能なはずで、現代戦車を基準に操縦システムを考える事自体がナンセンスです。

以前も書いた事がある気がしますが、自分の見解では、防御行動も反応と計算が早いコンピューターに
任せる方が効率的ですから、二脚歩行兵器の操縦車というのは、方針を示し、各行動を許可し、
責任を取るために(多分これが一番重要)乗る・・・車長のポジションになると思っています。
まぁ、イメージ的には二本のレバーで能動的にロボットを操った方がカッコ良いんですが、
何せ本気で組まれた戦闘プログラムに対して、反応速度的にも制度的にも人間が無力過ぎます。

前回記事についてですが、胸部カメラが照準を司るとなると、折角の腕部の射角の広さが
殺されてしまうのではないかと思います。特に配置と構造上、上空が死角になるのは厳しい気がします。

No title

自分の考えていた二脚の利点は、

前後左右への移動、旋回速度の速さと旋回に必要なスペースの少なさですね。
商業ビルやマンション等の建つ都心・住宅街・工業地区によって道路の幅が色々
ありますが、二脚はそれほど影響を受けずにスムーズな機動ができそうかと。
戦車とは別の意味での『あらゆる地形に対応できる(市街地限定)』を体言できますかねぇ?

それと高速での奇襲を行う場合に、敵部隊の編成や作戦内容に合わせて武器の換装が
どの兵器よりもはやそうです。(二脚というか、腕の利点?)

記事の絵(戦車との上から比較)を見て思ったのですが、この大きさなら今までの
ACシリーズの様にヘリでの輸送ができそうですねぇ、複数いけますかね?

占拠された市街地を奪還するミッションで、ヘリから複数の二脚ロボが降下してきて
強襲・・・・とかの妄想をしてみる(・´з`・)


あれ?殆ど記事で書いてある、だとっ・・・・・・(´・ω・`)ショボーン

早期警戒機の様なレーダーに特化した部隊(寮機?)との連帯をすると大きな戦果を
上げれそうな感じですね。

PS:
軍服が眩しいぜっ(>_<)

No title

こんにちは、興味深く拝見しております。
記事の本旨からは外れるかもしれませんが、この種の兵器の運用を戦術・戦略レベルで見てみるのも面白いのでは。

例えば、軍事知識の乏しいなりに考えてみましたが、

「仮に(実にそれっぽい名称ですし)自衛隊でこの種の装備を運用するとして、正規軍相手で大規模な市街戦が起こる戦況では、果たしてどうやって戦場に投入するのか」
とか。
状況的には航空優勢や空自基地の健在も怪しいでしょうから空挺させるのもリスクが高そうですし、かといって輸送車両で展開すると道路障害に弱くなりそうです。展開にも時間がかかりますかね。
あと、現用兵器よりも整備など手間も大きいでしょうから、十分な支援体制を築けるかというのも問題かもしれません。

あるいは逆に、侵攻する側が運用するのであれば、補給や整備等に負担をかけてまで、市街戦にしか使えない兵器を投入するメリットはあるのか、とか。

真っ当に考えればどうも否定的な結論が出てしまいそうですが、逆に、どんな付加条件(フィクション的な嘘)があれば人型兵器の存在を合理化できるかも見えてくるのかな、と思った次第です。

No title

待機状態での姿勢といえば、よくある立ったままの奴ってどうなんでしょう?
関節を痛めそうだけど、他に機体構造によって立ってる=運動性を大きく損なう 的なイメージがあるのですが

Re: No title

> 個人的には人型は不整地に弱いというのが意外でした。
> と言いますと人は山岳戦などできるから不整地に強いと個人的に思ってましたので。

大きな脚部を持つため段差を乗り越えられるというメリットから、一見すると不整地に強いと思われるやもしれませぬが、実情は接地圧力と重心による不安定さの都合で不整地には向いていません。
もちろん、極端な段差など他の車両には通れない場所もありますが、そういった場所は二脚でなくとももっと脚の本数の多い兵器にすれば良いと思いますし、二脚はその回答性の高さをより限定したフィールドで活かすべきだというのが私の持論であります。


> 人型兵器の操縦方法はどうなるとお思いですか?

少なくとも正確に脳波によって制御できない限りは、可能なかぎりシンプルな方が良いでしょう。
それこそゲーム中のACなどの操作方法の延長戦上にあるといえます。
ちなみにボイスによる機体操作を行うTAというものがありましてry(またガサラキか

Re: No title

>>rookie氏

どーもです、コメ返事遅れて申し訳ありませぬ。

> 関節部など完全には装甲化されてないところとかも
> 重量のこともありますし、関節可動にはジャマだったりしますからね

関節に直接覆うように装甲するのではなく、例えばヒザ関節はモモあるいはスネから装甲を伸ばして覆うなどすれば関節可動をなるべく維持しながら装甲化する事はできなくもありません。
そのため装甲パックで必要に応じて装備する形とさせて頂きました。

兵器のサイズ設定は、その兵器の用途によって変化します。
「どこでどのように使いたいのか」をよく考慮する事が兵器のサイズを決めていくのですな。


> 照準のロックも
> 戦闘機動で脳みそかき回されてる操縦兵にまともに照準ができるのか疑問ですからね

そのために照準は人力ではなくAI任せ(最終判断をするのは人間)となっとります。
用途を考慮してもアシストは間違いなく必要でしょう。


> 腰は回らない仕様、とありますが前後には動かないんですか?
> かがみこむ場合などで重要かと思いまして

今のところ、骨格剛性を重視するために腰は固定となっとります。
腰の可動軸の機能としての効果と剛性を天秤にかけた結果、剛性維持を考慮すればその機能をわざわざ付ける必要もないと判断しての事です。
ここらへんも用途に応じた設計事情というのが関わってきます。


> 今回もすばらしい記事をありがとうございました

ありがとうございます、今後の展開にもご期待ください。

Re: No title

お待たせしてしまって申し訳ありませぬ。
ブログの方に手が付けられない状態だったもので・・・


>>icbm氏
個人的には4.3mでもまだ高いと思う。

コクピットの上下運動を可能な限り減らす目的で、実際は屈んだ状態で行動するので問題ないと判断しました。
実質ほぼ4mで動いとる事になります。

ちなみに全高は頭頂部までの高さとなります。


>>出来ないことはないんだろうけど、敵と非戦闘員の違いがですね。
これは現実の問題でもありますが。

確かに非戦闘員がいる環境での判別は難しそうですな。
人間および戦闘車両をFCSが知覚して照準候補に入れ、後は操縦士がその中で攻撃対象を決定して照準・攻撃という形になると考えとりますから、情報量が制限されがちなカメラ越しの視界を介して乗り手には判別・判断能力を要求される事は間違いないでしょう。


>>アクティブ防護システムを使用すると歩兵との連携は半ば諦めないとダメですね。ERAもですけど。

二足歩行というシステム上、どうしても安全面から歩兵と連携しづらくなるのが大きな課題の一つですな。
APSだけでなく、単にその場にいるだけで踏んづけられる危険性があるため、まずはそのあたりの対策から考える事になりそうです、敵がその場にいたらむしろ踏んづけたいくらいですし(それでゲリラが手榴弾で脚壊すの流行りそーですが)。



>>総合的に見ると、高層ビルがある都会での使用という相当ニッチな兵器になりそうなw

パッケージ上の宿命ともいえる制約ですなw
もちろんダウンサイジングすればまた別の用途にも使えるのでしょうが、あまり小さいと今度はパワードスーツにお株を奪われてしまうのが厳しい所であります。

運動性を考慮すると足を短くするのは得策とも言い切れませぬしな。


>>人型が役立たずとした上で、逆にどうすれば役に立てられるのか考えるというのは面白いですね。

SFにありがちな「人型は最強」への反逆が楽しかったりします。
戦車砲であっさり大穴開けられる人型兵器を描いてみたい所であります


>>それとコックピットはF-35みたいな感じでwあれはいいものです。

もともと従来シリーズがF-22イメージでしたから、胴体のデザインは唯一の名残だったりします。たしかにちょっとF-35っぽくなりましたなw
日本国内ではステルス性があるだけではどうしようもなかったりしますし、確かにF-35の使い勝手には期待できるものがありますな。
問題はいつ完成するのかですが・・・


ちなみに説明し忘れてしましましたが、14式もC4Iによりシステムとしての有効性を高めた兵器という設定となっとります。
14式の前身に第一世代、第二世代があったりするので、第三世代である当機はさらに現代の技術トレンドで洗練化させた物といったイメージです。

しかし機能を増やしすぎてコストの高騰化がとてつもなく進んどるトホホな子でもあります。
このあたりは色々と脳内で設定構築しとるのですが、とりあえず「そこそこ優秀だけどあんまし売れない子」って感じであります。
ヒロイックな万能選手(しかもコスト面での問題点とかが機体の特別さを強調するタイプ)だと面白くないと思う男ですので、国によってはいらない子扱いされるくらいが丁度良いと思うのですよ!どっかの第二小隊みたいにね!(太田の頭がもげたぁ!?)

Re: No title

>>三等兵氏

今回もコメントありがとうございます、返事に大きく遅れてしまった事をお許しください。


> 歴代の機体を見比べると、だんだんレイバーっぽさが抜けて、今作はちょっとガサラキっぽくなりましたね、
とコメントして良いものか考えていたら先に言われてしまった件。

他所でも言われます、個人的には計画通り(キリッ
実は初代がレイバーパロ、二代目が初代を基にTAらしいディテールに修正したもの、三代目がフルリニューアルといった感じで、最終的にはTAに近い物を目指しとります。ガサラキからはかなりの影響を受けた、というより当ブログ創設のキッカケとなった要素の一つでしたからな。


電線前提の全高と道路交通に則った全幅、さすがの着眼点ですね。

実は8mで考えとった頃から「そういえば電線ってどうすんのだろか」というのはあり、インフラが大型機械に合わせて現実のものより調整されているなど考えてました。
例えばパトレイバーのパイロット版実写映像では、電線が消されていたりしとります。

そんなこんなで二代目でしだいにサイズも小さくなっていったのでありますが、調べてみたら5mでもまだデカいじゃないかと思い、このサイズに収めました。


脚部アクチュエータが立ったままだと整備できない都合からか、仰向け体勢はデザイン的な処理をされていない割に多くの作品でやっとるなと思ってたので今回は仰向け体勢をしても問題のないような形にしました。
立てヒザ対策がなされたメカデザインが流行しつつあるので、この勢いで仰向け体勢を考慮したメカデザインを流行ってほしい所ですなー。


> ただ、運用上の利点を考える上では、比較対象は装甲・火力の近い兵器を用いるべきではないかと思います。

言い訳をさせて頂くと、戦車を比較対象とした理由としては、同じ「兵員輸送能力よりも戦闘能力を重視した兵器であるから」というのがあります。
人型兵器は兵員輸送という意味での機動力はゼロに等しいですから、同じく搭乗者が少なく制限される戦車と比較しました。
また、野戦に強い戦車に対して市街地戦に優れた人型兵器という対比の理由もあります。
・・・まあ正直なところガサラキ第二話の影響が強いでry(またガサラキか


> 比較対象として、多分装甲車の89式を軽量高機動にした様な奴がライバルになるのではないかと。

実は対戦車・装甲車向けに作られた二足歩行兵器に対抗するために、軽量小型して機動力に特化した装輪車や小型戦闘車なんてのも考えた事があります。
どちらも運動能力はかなり向上しとりますが、回頭性と瞬発力はやはり完成された二足歩行の特権だと思っとります。


> また、その機体に敵し得る、あるいは競合する非人間型兵器を徹底的に考えてみる様な自虐も、 設定の完成度を上げる一助になると思います。

今のところマニュピレータ含めてかなり人型らしいデザインとなっとりますが、パッケージングの考慮があるていど落ち着いてきたら、現在の体型から思いっきり崩してみようとは思っとります。
二脚以外のタイプもサイズを問わず考えとりますし、二脚の形をいろいろいじってみる事も考えとります。
現状ではそれらをイラストにてお見せするのにどれほどかかるかはまだわかりませぬが、ともあれいつかは出したいと思っていますのでご期待ください。


> 車長のポジション

機体全体のシステムの中で搭乗者は最終的な判断を下す役割であるという概念は、TAのボイスアクション方式という形で一度再現された事がありましたな(またガサラキか)
大まかな操作はC4Iと併用した内蔵コンピュータに任せ、最終的な判断を操縦者に任せるという考えは正当案のひとつだと思います。

個人的には乗り手の判断をより尊重する方式として、スティック操作によって向かう場所を指定(指示ポインタを動かす方式も良い)し、そこに向かって機体が最適な機動をとるシステムと考えとります。いづれにせよモニター越しであるがゆえに、外部からのリモートコントロールと内部での操作の違いが薄くなりがちですが、ECM展開を前提とすると人が乗ったほうがよさそうですな。


> 胸部カメラ

胸部カメラに基本的な照準を任せる理由は、多くの敵が自機よりも低い位置にあるからであります。
頭部カメラからの照準も可能で、最初のロックオン時は武装とほぼ同軸上にある胸部カメラ、初段発射後はマズルフラッシュによる視界の制限を振り切るために頭部カメラをメインで使うといったイメージです。
そのあたりは数多くのカメラを状況に応じて臨機応変に使い分けるような形になっており、胸部カメラはあくまで静止状態での射撃照準を司るカメラとなっとります。
また胸部カメラと完全連動なのは脇に装着する機銃のみで、腕部機銃を搭載する際は腕部に射撃用カメラを追加してそちらで本照準する形となりまする。

Re: No title

>>Cupmen氏

>> 高速での奇襲を行う場合に、敵部隊の編成や作戦内容に合わせて武器の換装が
> どの兵器よりもはやそうです。(二脚というか、腕の利点?)

マニュピレータに武装を持たせるような事はいまのところ考えとりますぬ。
あれほどか細い手首では射撃どころか持たせる事すら危ういですからなー(アパッチでおなじみのM230の本体重量55kgが人間のサイズだと23kgに相当するので、弾倉も含めるとかなりキツイ)。
わざわざ複雑な装置を介して(しかも射撃する上では何ら機能的メリットもない)機銃を撃つのなら、そのぶん軽量化した方が良いのは確かだと思います。ついでに腕の末端に武装するとモーメントの面でも不利ですからな。
ゆえに敵部隊の編成・規模をどれほど把握して最低限の最適な武装を持って行けるかがこの手の兵器のポイントと思われまする。


> 記事の絵(戦車との上から比較)を見て思ったのですが、この大きさなら今までの
> ACシリーズの様にヘリでの輸送ができそうですねぇ、複数いけますかね?

一機は機内、一機は吊り下げで考えるとCH-47にて二機の空輸が可能と思われます(ただし装備重量がいくららになるかにもよりますが)、CH-47の機内に収容する際は前部装甲を外して全長を短くしたうえで寝かせて入れる事になります。


> 占拠された市街地を奪還するミッションで、ヘリから複数の二脚ロボが降下してきて
> 強襲・・・・とかの妄想をしてみる(・´з`・)

これに関しては14式の骨格強度が空挺任務に耐えうるものかどうかによりますな。
仮に出来るとすると、BMP-1みたいにパラシュートと逆噴射ロケットで着地するのも面白いやもしれませぬ。


> あれ?殆ど記事で書いてある、だとっ・・・・・・(´・ω・`)ショボーン

けっこうネタ被るんだね、仕方ないね


> 早期警戒機の様なレーダーに特化した部隊(寮機?)との連帯をすると大きな戦果を
> 上げれそうな感じですね。

C4Iによって絶えず味方とリアルタイムに情報を交換しあう事が戦闘能力を左右するでしょう。


> 軍服が眩しいぜっ(>_<)

ありがとうございます、今後もえろえろ・・・ではなくいろいろと描いていきたいと思っとりまする。

Re: No title

>>foxtrot氏

どーもです、初コメありがとうございます。

> 記事の本旨からは外れるかもしれませんが、この種の兵器の運用を戦術・戦略レベルで見てみるのも面白いのでは。

いちおう「市街地戦闘を考慮してパッケージング、輸送は中型以上のトラックまたは大型輸送ヘリで可能な軽装甲兵器」という位置づけとして考えたつもりではあります。

自衛隊での運用の場合、市街地戦を考慮するという事は国内での戦闘という最悪のパターンを少なからず意識したものではあるでしょうから、根本的に駐屯地の体制からして大きく変わっていくと思われます(詳しい設定は創作作品で色々と考えとるので今はあえて言いません)。

進行戦は自衛隊のシステム上起こりえないのが厳しい所で、進行線というより市街地に籠城する敵の制圧戦や装甲車を持った部隊の早期撃退が前提となるでしょう。

現代は野戦の舞台が減り、市街地での不正規戦が多くなる傾向にありますので、ホントに使える兵器なら需要はあると思います。


付加条件を与えてしまうとたいてい「その技術を戦車とかに転用したほうが強いよ!」という結果に陥ってしまうと思いますし、だいたい当ブログのコンセプトにそぐわないために考えない事にしとります。

ただし「現代兵器技術の延長線上、あるいは人型兵器を開発していった事で得られるであろう技術」といったような物はいわゆる「チート設定」にならないために取り入れとります。

例えば姿勢制御技術などの電子装備関係は日を増すごとに進化しとりますので、このあたりは割と自由に考えていたりします。
ちょいと前までアシモが凄いと言われとったと思っていたら、今や見るからにまったく異なるベクトルの制御システムを搭載したbigdogやその二足歩行モデルのPETMANが注目されてアシモが目立たなくなってしまうくらいですからな。

Re: No title

> 関節を痛めそうだけど、他に機体構造によって立ってる=運動性を大きく損なう 的なイメージがあるのですが

二脚歩行というパッケージングはその構造上、機体構造のみで自立するという事が非常に難しく、アクチュエータ類のトルクを維持し続けるか関節ロック機構で姿勢を固定する必要があります。
このため待機中も自立状態を維持することは危険で、デメリットばかりが目立ってしまいます。自立したままでは脚部の整備が不可能ですしな。

見かけ上「立った」状態を維持するのなら、胴体をハンガーに固定したりワイヤーで吊るすなどして脚部へのテンションをなくすか、あるいは宙域などの無重力下で立たせるといった形が良いでしょう。

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No title

今更ですがこんにちは。
色々とコメントしたい事が思いついていたんですが「今やってるモデリングが完成したらにしよう」とか言ってたら随分今更になってしまいました。(ついでに貼ろうかと思ったらSNSが長期メンテっていう)

有人ロボットの機動性は作品によって様々で、結局の所、採用する動力が架空のものである以上、議論のし様が無いというのが一般的です。しかし、「どの様な速度で動くロボットがどの様な動作になるか」は、ある程度推測する事が出来ます。

まず、地球上のほぼあらゆる動作は、重力を利用した「転倒」の一種とみる事が出来ます。そして、転倒は落下の一種です。そして、空気抵抗を無視すれば、重量等に関係無く、物の落下速度―重力加速度は一定です。落下に要する時間は、その高さの平方根に比例しますから、落下する高さががX倍になったとき、それに要する時間は√X倍になります。

転倒にもこの式は当てはまり、従って、ある「人間のX倍の身長の人間によく似た重量バランスのロボット」が居たとして、そのロボットが人間そっくりの歩行・走行をすると、一動作にかかる時間は√X倍になるという事になります。尚、ロボットの歩幅自体もX倍になり、X÷√Xは当然√Xですから、歩行速度自体は√X倍人間より速くなります。

凄い力で地面を蹴れば問題無い様にも思えますが、歩行も走行も、体を前に傾けて蹴り足の反力と重心が倒れ込む力のバランスを保って行う動作ですから、そのバランスを無視して巨大な力で地面を蹴っても、重心が置いて行かれて後ろに転ぶだけになっていまいます。

で、これは「身長が人間のX倍のロボットは人間の√X倍の動作しか出来ない」という話ではありません。前述の通り、架空のロボットが人間の何倍の力を持つかは決められませんから。
つまり「人間のX倍のサイズの人型ロボットが時速Ykmで動作するとき、それは人間がY÷√Xkmで動く動作に極めて似たものになると考えて良い」という話なのです。
記事の14式の身長が人間の約2.5倍ですから、人間と同じ動作に要する時間は1.6倍になります。速度が48kmだとすれば、人間が時速30km、100m走を12秒程度で走る姿を、1.6倍のスローで再生した様な動作になる、という事になります。
脚部の伸縮のみで達成するにはやや速めですが、例えば人間はスピードスケートで時速60km、ローラースケートでも時速40km以上出せますから、足裏にローラーを敷いて蹴り足の運動エネルギーを出来るだけ殺さない様に走らせたりすれば、より容易に達成出来る数字ではないかと思います。

またロボットには、人間とは違う機構を用いて速度を上げるという手段もあります。
例えば腕振りについて。重心を貫かない運動は必ず回転を生みます。人間が走る場合も、蹴り足の反力が重心を貫かず、バンク軸方向の回転が生れます。人間が走るとき、腕をふったり、上半身をひねったり、上体を左右に揺らしたりするのも、この回転を相殺するためです。
(ちなみにこのあたりを無視した腕無しロボットはどーなんだ?というのが持論です。胴体から横に鳥脚が2本生えて、股関節の幅が広いロボットなどというのは、地面を蹴る毎に物凄い回転運動が生れてしまうはずですが、割とゲーム等では無視されています)

人間は腕振りでかなりの運動エネルギーを無駄にしていますが、ロボットの場合、例えば胴体にリアクションホイールを仕込んで、歩行に合わせて逆回転をさせたりすれば、運動エネルギー的にもかなり少ないロスで、回転運動を相殺出来ます。ホイールの減速なりに回生ブレーキを使えば尚ベターです。
「これすげーアイデアなんじゃね?!」と思ったら、2011年発表の最新ASIMOでどうも既に導入済みって話らしいですね。さすがASIMOだちくしょうめ。

ちなみに、今回のコメントには元ネタがありまして、SFファンに嫌われがちな空想科学読本4巻です。最近、ニコ動でも物理演算で同じ結論を示す動画がありました。

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プロフィール

砂漠の狸

Author:砂漠の狸
リアルメカに浪漫を感じるナチスの策士。
・・とか言いつつナチ党には所属していないロンメル将軍やガラント中将のお友達(と本人は勝手に思い込んでいる)。

「人型兵器」をはじめとした架空の機械の構造、有効性を構想・考察・探求し続ける男で、変態技術者フェルディナント・ポルシェ博士の部下だったとか、トリープ・フリューゲルのテストパイロットを担当したとか、英に潜入してパンジャンドラムの設計に関わったとか、様々な都市伝説を持つが、その真相は定かでは無い(え?トリープとか何言っとるのかわからんだって?ググッてみよう!!)。

また昨今はひた隠しにしていた自動車への趣味も露呈している。ビアルベーロの意味が解るくらいの車好きならたぶん話が合う。

趣味はメカニックデザイン。オリメカを投稿しつつ当ブログにて解説していく予定。
今は現代社会の軍事思想をテーマにした同人マンガを作る際にメカ設定を利用しようと計画中。
良くプレイするゲイムはアーマードコア。ボーダーブレイクもちょくちょくやっている。

ちなみにサムネは全然関係ない人である。

軍事ネタ好きな方、珍兵器好きな方、メカ好きな方、とにかく当ブログに興味を持った皆さん、宜しくお願いします。

連絡先はコチラ(どこを直せばいいかは・・・判るな?)
giulia-superアハトマークm8.gyao.ne.jp




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